目次
巷でウワサされている合格要件のほとんどは、実は関係ないのでは?
こんにちは 東大卒×ブロガー じんじょ(@jinjolifeshift) です。
先日、4回目の審査を経て、無事Google Adsenseに合格することができました!
実際に合格をしてみて思ったことは、
「巷でウワサされている合格要件の多くが、実は審査と関係がないのではないか?」
ということです。
そこで今回、n=1の事例ではありますが、自分の申請過程を振り返って、以下の内容を整理してみました。
- 審査と関係のなかった項目
- 審査と関係があったかもしれない項目
本記事作成に当たり、ヒトデさんのYoutube動画を大いに参考にさせていただきました。[1]ヒトデさん、ありがとうございました。
「アドセンス審査に振り回されてしまっている…」という方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
なお、以降の内容はブログ歴3ヶ月のビギナーブロガーであるわたしの個人的な見解です。情報の正確性にはできる限り努めておりますが、間違いや不確かな記述にお気づきの方がいらっしゃいましたら、Twitter等でご連絡いただけますと大変ありがたく思います。
結論:審査に関係がない項目、関係があったかもしれない項目まとめ
早速ですが、「アドセンス審査との関連度合い」で分類したブログのチェック項目を示します。特に、不要な労力をかけないために、「審査に関係がない」項目情報をぜひご活用ください。
以降、この結論に至った背景を説明していきたいと思います。
1. 審査と関係のなかった項目
■ アフィリエイト
■ YMYL記事
■ タイトルの被り
■ ブログ村リンク
■(Noteへの重複投稿)
2. 審査と関係があったかもしれない項目
■ 独自ドメイン
■ ポリシー違反
■ 記事数
■ Privacy Policy
■ お問い合わせフォーム
■ 運営者情報
■ 不要なカテゴリーページの削除
■ 不要なhttpサイトマップの削除
アドセンス合格に必要最低限の対策だけをして、あとは気長に申請し続ける
「価値の低い広告枠」という言葉の暴力。
わたしも、Googleから不合格通知が来るたびに落ち込んでいました。下の画像は、わたしが不合格のたびに受け取っていたGoogleからのお祈りメールです。
一生懸命に書いた記事を、「価値がない」と一蹴されてしまうツラさ。「機械のお前に何がわかる。いったい何様なんだ。。。」と毒づいてみても、虚しく響くばかりです。
巷では、アドセンス合格のための情報商材が、数万円単位で取引されています。わたしも、もう少しのところでココナラのアドセンス合格支援サービスをクリックしてしまうところでした。。。
そんなわたしを救ってくれたのが、ブロガーであれば誰もが知っているであろうヒトデさんのYoutube動画です。
【最新版】もう落ちない!ブログのアドセンス審査を99%突破する方法
ヒトデせいやチャンネル[1]
アドセンス審査に関する情報はかなり錯綜しています。Googleで関連情報を検索してみると、言っていることが人によって様々。この動画を見てその理由がよくわかりました。ヒトデさんは、以下の2点を原因としてあげています。
- Googleが審査基準を公開していない
- アドセンス審査基準は時期によって変わってくる
つまり、アドセンス合格のための絶対的正解は誰にもわからない、ということなんですね。
そう考えると、合格支援サービスに、数千円、もしくは数万円を払うことが非常にもったいないように思えてきませんか?おかげでわたしは、あと一歩のところで踏みとどまることができました。
ヒトデさんが、動画の中であげられているチェック項目は、非常にシンプルでわかりやすいものです。アドセンス合格のために、記事文面の質はおそらく関係がない。それらのチェック項目をしっかり対策すれば合格できるはずだが、もしどうしても審査に通らない場合は、以下の対策をするようにとおっしゃっています。
怪しい記事をすべて一度下書きに戻す
ヒトデさんの経験上、どうしてもアドセンスに合格できなかった方であっても、ほとんどの人はこのアドバイスで合格することができたそうです。
この話を聞いて、とても安心しました。
「アドセンス合格前に記事数が増えてしまったら、その分アドセンス対策が大変になるかもしれない」
という心配が払拭されたからです。
100記事書いても合格できなかったときは、その中で選りすぐりの記事だけを公開すれば良いのです。ヒトデさん曰く、一度「下書き」に戻した記事を、審査に合格後、再び「公開」することは、Googleのポリシーに違反していない限りなんの問題もないそうです。
また、わたしよりも先にアドセンスに合格した、友人の先輩ブロガーさんの経験談も大変参考になりました。
その方は、ブログを始めて数ヶ月でアドセンスに合格したそうですが、特別何らかの対策を行っていたわけではないようです。気が向いたときに記事を更新して、毎週ダメ元で申請をしているうちに、気が付いたら審査に通っていたと。合格当時の記事数は25本程度だったようです。
他にも、ネット上のとあるブロガーさんの記事で、ブログには全く修正を加えていなかったものの、審査期間をしばらく開けただけで合格した、という話も目にしました。
ヒトデさんの動画や、こうした先輩ブロガーさん達の経験談を聞いて、わたしのアドセンスに取り組む姿勢が定まりました。
必要最低限の対策だけをして、あとは気長に申請し続けよう。
幸いにして、わたしの場合ほどなくアドセンスに合格することができました。そして、その過程で、
- 合格に関係のなかったこと
- 合格に関係したかもしれないこと
がわかってきました。それが、冒頭の結論で示したチェック項目リストです。以降、順を追って説明していきます。
ヒトデさんのYoutube動画要約
詳細はぜひ動画をご覧いただきたいのですが、まずはじめに、上記の動画でヒトデさんが語られている「チェック項目」を以下に要約します。
アドセンス審査時にまず確認すること
❶ 独自ドメインで運営しているか
❷ ポリシー違反を指定いないか
アドセンス審査時に重要なチェック項目
❸ 5記事以上記事を書いているか
❹ プライバシーポリシーが乗っているか
❺ お問い合わせフォームが設置してあるか
❻ 運営者情報が載っているか
❼ アフィリエイトリンクを貼っていないか
❶ 独自ドメインで運営しているか
ヒトデさん曰く、独自ドメインではない「はてなブログ」などの無料ブログでは、アドセンス合格がかなり難しいようです。
❷ ポリシー違反を指定いないか
公序良俗に違反していないか、などなど。詳しくはGoogleのアドセンスポリシーを御覧ください。ただし、普通にまっとうな記事を書いていて、このポリシーに抵触してしまうことはあまりないように思います。
❸ 5記事以上記事を書いているか
記事の数はあくまで目安程度に。多くの方はもっと記事数の多い状態で合格されているでしょうし、人によってはさらに少ない記事数で合格することもあるそうです。
❹ プライバシーポリシーが載っているか
詳しくは、動画およびヒトデさんのブログをご参照ください。[1, 2]
❺ お問い合わせフォームが設置してあるか
詳しくは、動画およびヒトデさんのブログをご参照ください。[1, 2]なお、わたしのブログでは、以下のプラグインソフトを利用しています。
「Contact Form7」
❻ 運営者情報が載っているか
運営者のプロフィール情報ですね。わたしの場合、初回申請時から記載済みでした。
❼ アフィリエイトリンクを貼っていないか
この項目については、ヒトデさんご自身も正直真偽が定かではないとのこと。後述するように、わたしはほとんどのページにアフィリエイトリンク(もしもアフィリエイト)を貼った状態で合格できましたので、アドセンス審査にアフィリエイトは関係ないと考えています。
申請時の各チェック項目まとめ
続いて、ヒトデさんあげられていたチェック項目(❶-❼)と、わたしが付け足したチェック項目(⑧-⑬)について、申請の各ステップでの達成状況を表にまとめました。
「どの項目が審査合格の要因となったのか」は、正直わかりません。ただ、「どの項目が審査合格と関係がなかったか」については、ある程度の確からしさをもってお伝えできるように思います。アドセンス合格に向けて取り組まれている方が、不要な労力を割かなくて済むように、ぜひ以降の情報をご活用ください。
詳しい表の解釈は、次の章で説明します。
審査 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 |
申請日 | 2020.11.2 | 2020.11.6 | 2020.11.7 | 2020.11.19 |
通達 | 2020.11.3 不合格 | 2020.11.7 不合格 | 2020.11.10 不合格 | 2020.11.20 合格 |
❶独自ドメイン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
❷ポリシー違反 | なし | なし | なし | なし |
❸記事数 | 21 | 12 [*1] | 7 [*2] | 24 [*3] |
❹Privacy Policy | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
❺お問い合わせ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
❻運営者情報 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
❼アフィリエイト | 多 | 多 | 少 [*4] | 多 |
⑧YMYL記事 | 多 | 少 [*5] | なし [*5] | 多 |
⑨タイトルの被り | あり | 少 [*6] | なし [*6] | あり |
⑩ブログ村リンク | あり | あり | なし [*7] | あり |
⑪不要なカテゴリーページ | あり | あり | なし [*8] | なし [*8] |
⑫Noteへの重複投稿 | なし | なし | なし | あり [*9] |
⑬httpサイトマップ | あり | あり | あり | なし [*10] |
審査に関係のない項目、関係があったかもしれない項目の詳説
上記の表より、❶から⑬までの項目を以下の2つに分類し、解説を加えます。
- 審査と関係のなかった項目
- 審査と関係があったかもしれない項目
1. 審査と関係のなかった項目
❼ アフィリエイト
ヒトデさんが「真偽が不確か」とおっしゃっていたアフィリエイトリンク。わたしのブログでは、ほとんどの記事にアフィリエイトリンクが貼られた状態でも、合格することができました。このことから、アフィリエイトリンクは審査に影響しない、と考えてよいだろうと思います。
⑧ YMYL記事
YMYL関連記事(Your Money Your Life|お金や健康にまつわる記事)が審査に影響している可能性を考慮して、「うつ病闘病記」を下書きに戻して申請したこともありました。しかし、最終的にはこれらの記事が「公開」の状態でも合格することができました。YMYLに関しては、「情報の確からしさに最善を尽くすべき」であることに変わりありません。ただ、少なくとも、個人が自分の経験をもとに健康や病気関連の記事を投稿することは審査に影響がない、ものと考えられます。
⑨ タイトルの被り
こちらも、闘病記タイトルの被り(「うつ病の治療①〜うつ病の治療⑦」)を気にして下書きに戻したこともありましたが、結論として審査に影響はなかったようです。
⑩ ブログ村リンク
ブログ村が審査に影響するかもしれないという情報を見て、3回目の申請時にリンクを削除しました。しかし、最終的にはブログ村のリンクが貼ってある状態で合格しています。このことから、ブログ村もアドセンス審査への影響はない、と考えられます。
⑫ Noteへの重複投稿
合格の数日前に、Noteで開催中の読書感想文コンテストに応募するため、ブログの書評記事をそのままNoteに全文コピーしました。もとのブログ記事もそのままの状態でしたが、それでも合格ができたのが少し不思議です。
Googleの言う記事の複製とは何なのか?あまり神経質になりすぎる必要はないのかもしれません。わたしはコピペチェックツールも使っていません。ただし、Noteの記事が投稿されたばかりで、Googleにまだインデックスされていなかったため、記事の重複が認識されなかった、という可能性はあるのかもしれません。
2. 審査と関係があったかもしれない項目
❶ 独自ドメイン
❷ ポリシー違反
❹ Privacy Policy
❺ お問い合わせ
❻ 運営者情報
ヒトデさんがあげていたこれらの項目は、わたしのブログでも合格時に条件を満たしていた項目です。一度設定をしてしまえばよい基本的な項目ですので、アドセンス合格に向けてまずはこれらの準備をすすめることをオススメします。
❸ 記事数
4回の各申請時の記事数は、以下のとおりです。
21 → 12 → 7 → 24
あたらしい記事の追加が、審査に好影響を与えた可能性は十分に考えられます。アドセンス合格はあまり意識しすぎずに、地道にブログを書き続けていくことが、実は一番の早道なのかもしれません。
⑪ 不要なカテゴリーページの削除
投稿記事の存在しない不要なカテゴリーページが、質の悪いページとして認識されている可能性を考慮し、3回目の申請前にページを削除しました。そのときは合格することができませんでしたが、ページの削除がGoogleに反映されるまでに、もしかするとタイムラグがあったのかもしれません。不要なカテゴリーページの削除がきちんと反映されたことで、4回目の合格につながった可能性は考えられます。ぜひ、こういったページが存在していないか、一度チェックをしてみてください。
⑬ httpサイトマップ
合格直前に、Google Search Consoleの不要なhttpサイトマップを削除したことが、審査に良い影響をもたらした可能性が考えられます。httpサイトマップは、SSL設定によるhttpsページ作成前につくったものをそのまま放置していたものです。httpとhttpsのページはGoogleから同一と見なされる、という話を目にしたこともあるので、本当のところはわからないのですが、何度やっても審査に通らないという方は、一度チェックをしてみてもよいかもしれません。
以上、アドセンスで悩まれている方にとって、少しでも参考になる情報がお届けできていれば大変うれしく思います。
ブログを頑張って書かれているあなたのアドセンス合格は、おそらく時間の問題です。
アドセンスの合格をお祈りしています!
よろしければ、「イイね」ボタンを押していただけると励みになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、webにお詳しい方で、もし上記の記事内に誤りを見つけた場合は、ぜひご指摘いただけますとありがたく思います。
ヒトデせいやチャンネル [2] ヒトデブログ